TPM各賞についてご紹介します。

  • PM賞および各賞の名称を全てTPMに統合し、審査認定体制の簡素化を図るため、2010年2月に審査・表彰規程を改訂いたしました。

TPM優秀賞(1964年制定)

1964年にTPM賞が創設された当初は、米国流のPMすなわち設備管理部門中心で成果 をあげた事業場を表彰していましたが、設備管理技術の発展とともにその審査・表彰基準が改定され、1971年に は日本で開発した「全員参加の PM(略称TPM)」によって成果をあげた事業場のみを審査・表彰の対象とすることになりました。
さらに、TPMも初期の段階では、生産部門の活動であったものが、企業の体質改善・体質強化のために生産部門のみの活動にとどまらず、あらゆる部門にわたりTPMが全社展開されるようになりました。1989年にはTPMの定義も「全社的TPM」に改定され、現在ではこの定義にもとづいた全社的TPMによって成果をあげた事業場が審査・表彰の対象になっています。

TPM優秀賞は、事業場の規模、TPM活動の実績により次のように分かれています。

TPMワールドクラス賞 TPM特別賞を受賞し、かつ特徴のある創造的なTPM活動を展開し、成果をあげている事業場が対象。
TPMアドバンスト特別賞 TPM特別賞を受賞し、TPM活動を展開する上での重点項目を設定のうえ活動し、成果が出ている事業場が対象。
TPM特別賞 TPM優秀継続賞を受賞し、受賞時の成果を維持・向上させるとともに、特徴ある画期的な活動をしている事業場が対象。
TPM優秀継続賞 TPM優秀賞(カテゴリーAまたはカテゴリーB)を受賞し、受賞時の成果を維持・向上させるとともに、維持・継続していくための方策が整っている事業場が対象。
TPM優秀賞 カテゴリーA TPM8本柱を基本とした活動を展開し、有形無形の効果をあげ、TPM活動の基盤整備が完了している事業場が対象。自主保全活動は第4ステップを完了していること。
TPM優秀賞 カテゴリーB 生産現場を中心にTPM5本柱を基本とした活動を展開し、有形無形の効果をあげ、TPM活動の基盤整備が完了している事業場が対象。自主保全活動は第4ステップを完了していること。
  • 2008年度に審査制度を変更しました

TPM優秀エンジニアリング賞(1984年制定)

メンテナンスサービスの効率化を図り、製造プラントの信頼性と生産向上に貢献しメンテナンスサービス業界の発展に寄与することを目的に制定され、次の3種類が設けられています。

TPM優秀エンジニアリング賞・特別賞 TPM優秀エンジニアリング賞を受賞し、かつTPM活動の内容が著しく向上し、画期的なTPM活動を展開して成果の出ている企業・事業場(部門)が対象。
TPM優秀エンジニアリング賞・継続賞 TPM優秀エンジニアリング賞を受賞し、TPM活動を維持・継続し、さらに向上している企業・事業場(部門)が対象。
TPM優秀エンジニアリング賞 メンテナンスサービス企業、エンジニアリング企業もしくはエンジニアリング部門において、TPM活動を導入し、顕著な成果が現れている企業・事業場(部門)が対象。

TPM優秀商品賞(1983年制定、旧PM優秀製品賞)

メンテナンス機器に関する新技術の開発を奨励し、メンテナンス技術の進歩を促進することを目的として制定されています。TPM優秀商品賞には、開発賞と実効賞の2賞が設けられています。

開発賞 アイデアと先行性・独創性に優れている商品
実効賞 市場において優れた実績がある商品

TPM優秀技術者賞(1966年制定)

設備管理技術の発展ならびに設備技術者の地位向上を図るために、これらに貢献した優秀技 術者を表彰しています。

TPM優秀技術者賞 社内での開発・改善実績および社外での論文実績などにより、推薦されたTPM技術者が対象。

TPM優秀論文賞(1969年制定)

設備管理に関するシステムや固有技術の研究または改善実績などのTPM論文で、独創性、効果、汎用性に優れ、設備管理技術の向上に寄与するTPM優秀論文を表彰しています。

TPM優秀論文賞 応募もしくは月刊プラントエンジニア誌に掲載されたTPM論文が対象。