「計画保全士」養成コースとは
少数精鋭時代の保全マネジメントリーダー
MOSMSにより設定された「製造現場における計画保全のマネジメントリーダー」を育成するコースです。修了者は日本プラントメンテナンス協会より「計画保全士」として資格認定します。
詳細はセミナー・イベント情報から確認ください。
コースの目的
PDCAの中核人材「計画保全士」は、経営と現場をつなぐキーマンです。
計画保全士養成コースは「製造現場における計画保全のマネジメントリーダー」の育成を目的としています。
「計画保全のマネジメントリーダー」とは
- 事業所方針に基づく保全の目的・目標を理解し、グループ・担当の中核として貢献する
- 専門性や豊富な経験を活かし、自立的に重要な仕事にチャレンジする
- 担当職務についての専門知識、豊富な経験、技術をもとに技術をマネジメントする力を有する
- 中期的取り組みを必要とする重要な問題の解決ができる
「マネジメント」とは
「マネジメント」とは、「組織の目的を実現するために、組織の諸業務を方向づけ、制御する統制された活動」(coordinated activities to direct and control an organization、ISO 9000)等と定義されています。
そうしたマネジメントを成立させるために、「管理技術」があります。また、「管理技術」を含めてマネジメントと呼称しているようです。
これに対し、目的(ターゲット)が限定的(個的)な技術が「固有技術」で、保全に利用される固有技術は非常に多くあります。そこで、「保全技術のマネジメント」が必要です。これは技術的な「保全計画」を意味します。
計画的な保全のPDCAを廻し続けるために、
「管理技術」と「固有技術」を身に付けた中核人材が「計画保全士」といえます。
「計画保全士」について
2008年からの認定者が多くの業種で誕生し、現在1500名を超え毎年増加しています!
認定者の代表的な業種 | |
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装置産業 | 石油化学・石油精製 |
食品 | |
鋼鉄・非鉄金属 | |
その他装置(医薬など) | |
加工組立 | 車・車部品 |
一般機械・精密機械 | |
電気・電子 | |
その他加工(金属・ゴムなど) | |
その他 | インフラ・エネルギー |
エンジ・工事・保全 | |
その他(メンテサービスなど) |
カリキュラム
- 各分野において経験豊富な講師陣となっています 。
- 演習や実践化研修により、実務で実際に役立つスキルを身に付けます 。
- 他業種、他社の参加者との交流を通じて、人脈ネットワークを形成できるようになります 。
- 講座の修了と試験により、「計画保全士」資格が付与されます。
「計画(主導の)保全」
経営的に合理性のある計画がつくられ、「計画主導」で保全が実行されなくてはなりません。こうした保全の仕組みを「計画(主導の)保全」といいます。「経営に資する戦略的保全マネジメントシステム」MOSMS(Maintenance Optimum Strategic Management System)と合わせて、「計画保全」の仕組みを、こちらからご覧ください。